No moon, no flowers
夏祭りの灯りは、子どもの頃の記憶を呼び起こします。 月花も なくて酒のむ 独りかな
夏祭りの灯りは、子どもの頃の記憶を呼び起こします。 月花も なくて酒のむ 独りかな
緑が最も力強く輝く季節です。 若葉して 御目の雫ぬぐはばや Fresh greenery reminds us of nature’s endless renewal. Fresh young leaves— …
風が吹くだけで、景色の表情は変わります。 あかあかと 日はつれなくも 秋の風
青空の広さに、思わず足を止めました。 雲の峰 幾つ崩れて 月の山
夏の月は、どこか懐かしい物語を思い出させます。 名月や 池をめぐりて 夜もすがら
過ぎていく季節を惜しむ気持ちは、いつの時代も変わりません。 行く春や 鳥啼き魚の 目は泪— 松尾芭蕉(Matsuo Bashō, 1644–1694)
満開の桜は、街の輪郭さえ曖昧にしてしまいます。 花の雲 鐘は上野か 浅草か— 松尾芭蕉
今年もまた、この景色に出会えたことがうれしい。 初花に 命七十五年 ほどの春— 松尾芭蕉
誰もいない道ほど、冬の美しさを感じます。 この道や 行く人なしに 秋の暮— 松尾芭蕉
冬の朝は、空気そのものが澄み切っています。 冬の日や 馬上に氷る 影法師— 松尾芭蕉